17
物語と落語
2012年フランコフォニー祭フランコフォニー祭2012
« Paroles de conteur, paroles de menteur »「語り手の言葉、うそつきの言葉」、カリンバを鳴らしながら、この言葉を繰り返すステファン・フェランデスはちゃめっけたっぷりでした。そんな彼の言葉や演技には真実味が溢れ、今回演じた3つのコント:アフリカ、マグレブ諸国、そしてフランスの話に登場するオオカミやアイーシャ、そして魔女や鬼を豊かに描写し、土曜日午後クラスの生徒さんたちは度肝を抜かれた様子もありましたが、とても楽しそうにお話に引き込まれていました。
夜の会でも言葉の輪は続きます。
フランス語圏以外の文化にもオープンがモットーのフランコフォニー、日本の伝統的話芸である落語が名古屋で初めて、そしてフランス語で行われました!ステファン・フェランデスはここでもまた、ワケあって急を要する女性、うどんをすするぺてん師を明快に演じて、私たちを楽しませてくれました。
観客は、滑稽なねたを楽しみ、-笑いに国境はない-のごとく人間喜劇の名にふさわしい人物描写の連続に大笑いしました。
2009年、ステファン・フェランデスは妻のサンドリンヌ・ガルブグリアと共に、京都の芸術的なレジデンスとして名高いヴィラ九条山にて半年間の滞在を有効に利用しました。落語入門を目的とした彼のプロジェクトは、選考会にてヴィラ九条山の審査員の目を引きました。真面目で情熱的、3年間の厳しい修行の後、かつてのヴィラ九条山の生徒は妻との合作で素晴らしい演出を伴う質の高い落語の会を披露する匠となりました。
ステファン・フェランデスがフランス語の落語を披露する一方、会場を盛り上げるためにもう一人のフランス人、DJであり東京日仏学院の音楽担当者、そしてFM愛知の番組「Keep Your Style」のパーソナリティも務めるなど多才なシリル・コピーニが日本語の落語で対戦しました!
約束どおり落語の会は成功を収め、会場は笑いで包まれ私たちの会は素晴らしい思い出になりました!


























